我が道を往く。

僕的には、正当な理由において、姉ぇちゃんを放置したのだが、姉ぇちゃん的には僕の反逆という出来事。




僕との散歩中に、僕以外のことに気をとられてたんだっ。

思い出しただけで、腹が立つよっ。




僕と姉ぇちゃんは、いつも通りの散歩コースを歩いていた。
いつもと違ったのは、姉ぇちゃんが終始誰かと電話で話してたってことだけ…

僕がどんなに、話しかけても「ちょっと待って」




さすがに、何度もそれじゃー腹が立つ。

姉ぇちゃんなんかもう知らん。
すかんっ。




「タケ」とか呼んだって知らん、もう待ってもやらん、僕は好きに行く。
姉ぇちゃんも好きにすりゃーいいさっ。
呼ばれてもエサで釣っても振り向いてもやらんっ！！

と、姉ぇちゃんば海に置き去りにしよーとしちゃった。

最後は、めっちゃ追いかけてきて「ごめんなさい」って謝ってくれた。




ムカツキは収まらんかったけど、あんま謝るけん許してあげることにした。
一緒に散歩しよーときくらい、ちゃんと向き合えっつーのっ。

今度からは、電話して僕を無視したりすんのはやめてよね。
淋しいんだから…