護衛とお墓参り。
とんこちゃんは、父ちゃんのイモウト。
僕ととんこちゃんは、ちょー仲良し。
で、お墓参りのお供(護衛)に任命された。
はりきって行ってみよぉ~!!
…なんで姉ぇちゃんがついてくると??
僕は叔母のとんこちゃんからお墓参りのお供を頼まれた。
頼まれたのは僕なのに、姉ぇちゃんがタケだけじゃ心配やけん一緒に行くよとか言ってついてきた。
(田舎のお墓は、人気が少ないから女性一人で行くのはちょっと心配)
失礼な、姉ぇちゃんより僕はいい働きするのに。
とんこちゃんは、来るたびに僕と散歩してくれるダイスキな人。
だから、お供を頼まれたら、有無を言わずついていくさ。
じーちゃんばーちゃんのお墓と、さーこさん(父ちゃんととんこちゃんの姉ぇちゃん)のお墓へ行った。
さーこさんのお墓は屋内にあって、階段を登らんといかんと。
「タケ連れてくと!?」と、姉ぇちゃん。
「ばぁちゃんと、とんこちゃんといっつも行きよったもん!」と、僕。
「階段登れんかったころは抱えてやって一緒に登りよったとよね~」と、とんこちゃん。
姉ぇちゃんの完敗。
僕は意外とデキル犬っちゃが??
お墓参りのお供、完璧にこなせるっちゃが?
僕は、家族と同じでちゃーんとしとーと。
さーこさんにも実際には会ったことなかったけど、何度もお墓参りしとーと。
とんこちゃんとばぁちゃんと僕との秘密を姉ぇちゃんに見せてやった日。
とんこちゃん、ばぁちゃんおらんくなったけど、これからも時々は遊びに来て僕と遊んでねっ。
お墓参りのお供は僕がちゃーんとするからねっ!
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